この夏はたいへん暑かったと思いますが、やっと朝夕が涼しくなってまいりました。
9月は比較的講演会・勉強会が多めでした。今月のクリニック通信を、ご報告いたします。

  1. vol068月26日(水)は、定例の済生会千里病院での呼吸器病の画像カンファレンスがありました。今回もいろいろな胸部画像で、熱心な討論がありました。
  2. 8月27日(木)は、当医療ビルの1階グリーンメデック薬局の多田先生と、患者さまが使用される吸入器のご指導について意見交換をしました。薬局と当院での吸入器指導での連携とれるように、今後も改善していきたいと思います。
  3. vol069月8日(火)は、巽病院の桑原さまが来院されました。巽病院は石橋駅近くのご病院です。心臓血管センターや骨折などの手術をされる整形外科など、総合的な病院です。今後も連携させていただくように意見交換しました。
  4. 9月10日(木)は、吹田市医師会理事の新居延高宏先生が御来院されました。済生会千里病院の勤務時代にお世話になった先生でしたが、あたたかいエールをいただきました。明日からの診療に一層の励みになります。
  5. vol069月12日(土)は、済生会千里病院の登録医会がありました。C型肝炎・脳アミロイド血管症・在宅診療などの話がありました。
    最後の在宅診療の話をされた目黒クリニック(大阪市東成区)の目黒則男先生と懇親会でいろいろなお話を聞けました。わたくしどもは病気の診断や加療させていただくことと同時に、どうしても最期の看取りなども立ち合います。在宅医療での看取りの最新の機器などの意見交換をさせていただきました。この先生はかなりの割合で、自宅での看取りをされていました。本人さまがご希望されたら、わたくしも(癌末期などで)ご自宅で看取りができたらと思いました。
  6. vol069月13日(日)は、呼吸器疾患シンポジウム2015という講演会に行ってまいりました。インフレンザ・睡眠時無呼吸症候群・喘息のガイドラインの話がありました。全国から呼吸器内科医師が集まって、熱い議論がなされました。特にインフルエンザワクチンの予測が難しいことを疫学的に説明いただきました。今年のインフルエンザワクチンは通年3種類が含まれているのが、今年は4種類に増えます。本当に当たってほしいですね。
  7. vol069月15日(火)は、昼に喘息のweb講演を予定いただきましたが、診療により残念ながら途中からの聴講になりました。夜は糖尿病の最新治療を聞きに行ってまいりました。高槻病院糖尿病内科部長の富永洋一先生に、多種の糖尿病薬の情報を詳しく解説いただきました。
  8. 9月16日(水)は、刀根山病院で呼吸器の勉強会に行ってまいりました。刀根山病院でのこの会は普段にはあまり見ない呼吸器の病気を解説されるので、日常診療において注意喚起となります。
  9. vol069月17日(木)は、済生会千里病院での診療連携セミナーに出席しました。喘息とビスフォス製剤での顎骨壊死(特に下あごが障害される)の話でした。顎骨壊死の話は、口腔外科部長の金崎朋彦先生がされました。ビスフォス製剤は骨粗しょう症で主に使用する薬で、口腔内を清潔に保つことを提唱されていました。

vol06シルバーウィーク前の9月19日(土)はたくさんの患者さまに御来院いただき、受診できないで帰宅されるかたもおられました。しんどい中に来られた方もおられたと思います。本当にもうしわけありませんでした。
最近は土曜日が少し混むようです。平日はかなり余裕があると思いますで、できましたらご利用ください。

ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹