昼間は気持ちのよい気候が続いておりますが、朝夕は寒さを感じるようになってまいりました。気温差によって喘息のかたの調子が少し悪くなっておられます。吸入治療を維持していただいて、気をつけてお過ごしください。

  1. vol0810月8日(木)は、緊急時薬剤投与方法の話を聞きに行きました。通常はしませんが、緊急時に血管では薬剤投与困難な場合に骨髄から投与する方法を教わりました。今回は豚足を使っての実習でしたが、手技の感覚がよくわかりました。今回の講師は、私の千里病院呼吸器内科勤務時代に研修医として従事いただいた森田先生でした。お若い先生方が専門を習得されて、勉強会を開催されるようになって頼もしいかぎりです。
  2. 10月13日(火)は、メーカーさんが院内でwebにて逆流性食道炎のテレビシンポジウムをしていただきました。
  3. vol0810月15日(木)は、在宅歯科医療連携の研修会に出席いたしました。講師の歯科の先生にリアルタイムでの口腔内の雑菌を見せていただきました。また高齢者の方の誤嚥性肺炎について、口腔内ケアの大切さと義歯があれば本当にフィットさせることが、かなり重要であることを教えていただきました。
  4. vol0810月17日(土)は、マクロライドという抗生剤と輸入感染症お話しを聞きにいきました。後者は、テレビの情熱大陸で紹介された国際感染症センターの忽那賢志先生の講演でした。海外渡航地による感染症の鑑別を詳しく説明いただきました。さすがに著名な先生なので、講演会場は満員でした。(写真は忽那賢志先生です)
  5. vol0810月24日(土)は、刀根山病院主催の第2回刀根山呼吸器疾患勉強会に出席いたしました。気管支喘息・インフルエンザ・肺癌・間質性肺炎など多岐に渡る講演をお聞きしました。
  6. vol08さらに10月24日(土)は、豊中市医師会病診連携フォーラムに行きました。病院と診療所の連携について、シンポジウム形式で各部門からの報告・意見などをしていただきました。情報交換会では、先に行われた刀根山病院の勉強会で2題の講演をされた森部長と1時間あまりに渡って北摂の呼吸器疾患の連携についてお話ができました。刀根山病院はあと2年で開院100年になるとのことで、長年呼吸器診療のトップレベルを維持するために本当にご努力されておられます。写真は、この会で講演された多田先生(当ビル1階薬局におられる)です。

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ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹