今年は10月にはいり気温差のアップダウンが、例年より強くなっているように思えます。そのためか、咳・喘息増悪・発熱など調子の悪い方が、かなり増えておられます。特に土曜日のお待たせ時間が少し多くなっており、ご迷惑をおかけしています。

  1. 10月1日(日)は、滋賀県で細胞診学会地方会に出てまいりました。相澤病院の樋口佳代子先生が唾液腺細胞診の国際報告様式(ミラノシステム)を、山梨県立中央病院元院長の寺本勝寛先生が子宮頸がん検診の精度管理について講演されました。
  2. 10月7日(土)は、守口で小児科の勉強会に参加してまいりました。まず、症例報告が2題ありました。その後にクラミジア肺炎とマイコプラズマ肺炎と百日咳の話を川崎医科大学小児科学教授尾内一信先生が講演されました。
    クラミジア肺炎が、20年前はマイコプラズマ肺炎と同数であったのに最近は1/40弱になっているそうです。クラミジア肺炎の診断に使用するIgM抗体値の陽性指標に対して、見直すことが必要であることを教えていただきました。
    マイコプラズマ肺炎は、ⅠとⅡ型があり、10年ごとに入れ代わるそうです。マイコプラズマ肺炎が大流行の時はⅠ型が多くて、Ⅱ型は耐性が少ないそうです。以前は4年ごとの流行でしたが、一時これが崩れましたが、最近また4年ごとの流行に戻りつつあるそうです。またマイコプラズマ肺炎の耐性率が問題になっていますが、香港などは100%になっています。しかし日本は40%に最近は減少しているそうです。
    百日咳は、発症4週間までの診断はLAMP法という検査の有効性を示されました。また診断の抗体測定では、ノバクノスト法が正確であることを示されました。今回は、最近の講演では秀逸の内容でありました。
  3. 10月21日(土)は、蛍池の刀根山病院で呼吸器疾患勉強会がありました。各先生方が4題の話をされました。まず内科部長の北田清悟先生が肺炎診療ガイドライン2017の解説を、睡眠センター長の猪山昭徳先生が睡眠時無呼吸症候群の話を、内科医長の三木真理先生が喘息治療のサーモプラスティーの話を、腫瘍内科部長の森雅秀先生が縦隔陰影の画像について講演されました。
  4. 現在インフルエンザワクチン接種を受け付けております。今年は全国的に例年より供給されるボトル数が少なくなっていますので、お早めに接種ください。

    ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹