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気管支喘息(咳喘息)

気管支喘息(咳喘息)

学童まえの幼児期や60歳前後から初発されるかたが多いと思います。
咳のでる時間帯が就寝前や朝方に多いとされています。ヒューヒューやゼイゼイと言った喘鳴と呼ばれるものがあれば気管支喘息、そこまでいかないものを咳喘息といいます。
診断基準がなく、症状の特徴や診断的治療で効果があるかなどで(ほかの考えられる病気も除外して)、喘息の診断をします。
気管支喘息悪化による気管支の変化の図を見ていただくと、気道の壁が炎症で腫れて内腔が狭まることが、病気の本体であることがわかります。

■ 気管支喘息悪化による気管の変化

気管支喘息

気管支喘息の治療

気管支喘息の治療過程の図では、タイトル通りに治療によって気道の壁の炎症がとれていけば、内腔が広がり症状が落ち着いていきます。現在はステロイド吸入剤が治療の主力です。

■ 気管支喘息の治療過程

気管支喘息

患者様の喘息状態により治療を強めたり・弱めたりする治療ステップというものが、ガイドラインで推奨されています。ここで注目すべきことは、“喘息がコントロールされている状態”の目標が、通常は全く喘息を感じないといったところに設定されていることです。そうでなければ、気道の壁が固くなっていくことを予防できないからではないかと思います。

■ ぜんそく治療ステップ

  治療ステップ1 治療ステップ2 治療ステップ3 治療ステップ4
長期
管理
基本
治療
吸入ステロイド薬
(低用量)
吸入ステロイド薬
(低~中用量)
吸入ステロイド薬
(中~高用量)
吸入ステロイド薬
(高用量)
上記が使用できない場合、
以下のいずれかを用いる

LTRAテオフィリン徐放性剤
(症状があれば必要なし)
上記で不十分な場合、
以下のいずれか1剤を併用

LABA(配合剤の使用可)
LTRAテオフィリン徐放性剤
上記に下記のいずれか1剤、
あるいは複数を併用

LABA(配合剤の使用可)
LTRAテオフィリン徐放性剤
上記に下記の複数を併用
LABA(配合剤の使用可)
LTRAテオフィリン徐放性剤
上記のすべてでも
管理不十分な場合は、
下記のいずれか
あるいは両方を追加

抗lgE抗体
経口ステロイド薬
追加
治療
LTRA以外の
抗アレルギー薬
LTRA以外の
抗アレルギー薬
LTRA以外の
抗アレルギー薬
LTRA以外の
抗アレルギー薬
発作治療 吸入SABA 吸入SABA 吸入SABA 吸入SABA

LTRA:ロイコトリエン受容体拮抗薬
LABA:長時間作用β2刺激薬
SABA:短時間作用β2刺激薬

■ 鼻から呼出する吸入ステロイド療法

喘息のコントロール不良の方の吸入ステロイド経鼻呼出療法
 気管支(咳)喘息のかたの吸入ステロイドは、パウダータイプやミストタイプなどいろんな吸入器があります。
またステロイドに気管支拡張剤が合わさった合剤が出来ており、切れ味がよくなっています。そして、患者様によってより効果があり、副作用がなく、継続できるものを探し出すことが大切です。
当院でも患者様と何がうまく使用できるかをいろいろチャレンジしていただくことも珍しくありません。しかし中にいろんな吸入器を使用しても、コントロールがうまく行かないこともあります。その際には抗アレルギー剤などほかの薬剤を使用します。

 吸入ステロイド薬を口から吸入した後に鼻から呼出する(経鼻呼出)方法を以前から聞いておりましたが、今回日経メディカル(16/4月)で特集されました。特に好酸球性副鼻腔炎を合併されている方に効果が期待されます。好酸球性副鼻腔炎というのは喘息を合併することが多く、成人からの発症で両側性に鼻茸が認められて、鼻閉と嗅覚障害が生じるものです。喘息のかたに好酸球性副鼻腔炎を合併するとかなりコントロールが困難になります。

 今回好酸球性副鼻腔炎に対して、吸入ステロイド経鼻呼出方法を提唱されています。今まで効果のある薬物療法は経口ステロイドでしたが、やめると再増悪します。手術療法しても鼻茸がすぐ再発します。鼻茸は好酸球性炎症という喘息悪化をもたらしますので、これを吸入ステロイドの鼻から呼出する方法で抑える戦略です。実際かなり効果を認めるようです。

 ご自身がなかなか好酸球性副鼻腔炎かどうかは、耳鼻科に行かないとわかりませんが、喘息の方で喘息コントロールが悪く、においの分りづらい方は一度試していただければと思います。

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