4月は大阪府に新型コロナウィルスのまん延防止等充填措置の適応がなされました。いつも外出することを控えておられる方が、わざわざご来院いただくこともあり、気が引き締まる思いです。

  1. 3月末には、いつもより早く桜の開花がありました。当院医療ビル隣の千里ペインクリニック様の桜が、毎年きれいに咲きます。今年も例年の通り、咲き誇っていました。

  2. 3月27日(土)は、webにて喘息の講演会を視聴しました。東京女子医科大学名誉教授の玉置淳先生が、喘息のトリプル療法について詳細に説明されました。喘息はどうしても、気管の炎症の面から説明されることが多いのですが、副交感神経系から見た面の説明をされました。冒頭に解剖と生理学的な話があり、病気の詳細な検討も必要ですが、基本に立ち返って考えることも大切であると実感いたしました。
  3. 4月に入り、ようやく皆さまの元に新型コロナワクチンの接種券が届き始めたようです。厚生労働省のホームページから接種手続きの要約を、当ホームページのお知らせに載せました。できれば御参考にしてください。
    やはり、新型コロナワクチンのアナフィラキシーの副作用が心配です。過去薬剤やワクチン接種で副作用のあった方は、できるだけ救急蘇生チームがある大きな施設(病院)での施行をお勧めします。私は、『新型コロナワクチン接種後の副作用に対する対応(関西医科大学救急医学科櫻本和人先生)』のタイトルの動画を視聴しました。
  4. 4月1日(木)からは、個別の豊中市肺がん検診が始まります。市民検診の胸部レ線と喀痰細胞診検査が、今までの集団から個別検診に変更となります。事前に講演会を動画で視聴しました。刀根山医療センターの呼吸器腫瘍内科部長の森雅秀先生が、胸部レ線読影の方法のポイントを解りやすく説明頂きました。当院でも豊中市肺がん検診を行います。ご希望の方は、お気軽に希望をお伝えください。
  5. 4月8日(木)は関西メディカル病院耳鼻科に新たに赴任された宮口真一先生が、ご挨拶に来院されました。今までお世話になっていました竹中幸則先生の後任の先生です。当院と引き続き連携させていただくことを話し合いました。
  6. 4月10日はwebで気管支喘息の講演会を視聴しました。北野病院の呼吸器内科部長の丸毛聡先生が『実地臨床での気管支喘息吸入療法Up Date』のタイトルで話されました。
  7. 上記の繰返しになりますが、この4月は、個別の肺がん検診が当院でも始まります。ご希望の方は申し出ください。

    ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹