3月26日(土)に、日ごろ息切れを感じられている患者さまの息切れを改善する目的に、呼吸リハビリ体操(第1回目)を開催しました。

息切れがあると→息切れをかばおうとして動かないようになります→すると筋力・体力は落ちてしまいます→するとますます息切れが強くなりうごけなくなります→こうなると悪循環が続いていきます。この悪循環を断ち切れればと思います。
当日はまず基本の2つの呼吸方法として、口すぼめ呼吸と腹式呼吸の2つとこれを連続にして日常動作を行う方法をご紹介しました。
次に呼吸リハビリ体操の実際の内容として、①体の筋肉をほぐす運動、②筋力をつける運動、③体力をつける運動を、患者様にご説明して実際に皆さんと行いました。さらに、痰の喀出を促すハッフィング、呼吸困難になった場合のパニックコントロールという手技を身に着けるようにご説明と実践しました。

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最後に患者様に最近の状況や息切れで困ったことなどを、お聞きしました。かなりお家 (テレビの前) でのみお過ごしされており、わたしの予想より息切れが深刻であることを痛感しました。今後、息切れを増悪しないような日常生活の方法(特にお風呂やトイレなど)や、食事のとり方などについてもご紹介してまいりたいと思います。

もし興味のある方やご参加希望の方は是非お教えください。一緒に息切れに対して改善してまいりたいと思います。