5/7(木)に開院させていただいて、約1か月半が過ぎようとしております。当初は事務的に不慣れなこともあり、皆様にご迷惑をおかけしました。まだまだ完全ではありませんが、最近はようやくスタッフともども落ち着いてきたように思えます。

また、今年は5/31-6/6までは世界禁煙デーでした。これに合わせて来院された患者さまもおられました。今、その患者さまはちょうど禁煙と向き合っておられます。是非成功していただきたいものです。

さて、わたくしも業務の合間に下記のような会に出席してまいりました。
開院まえの4月には東京での日本呼吸器学会や京都での日本医学総会など、大きな学会に出ることもできましたが、開院後は近隣での下記のような会に出席させていただきました。

  1. 5/19(火)に摂津医師会さまの主催の「腎と薬剤」の題名で、愛仁会高槻病院の腎臓内科部長高橋利和先生の話を聞いてまいりました。薬剤性腎障害と腎機能障害時の薬剤の使用方法を詳しく教えていただきました。薬剤性肺障害と通じるところもあり、興味深かったです。
  2. 6/6(土)に関西医科大学病院で、「在宅人工呼吸器の知識」の題名でいろいろな実践形式の話を聞いてまいりました。机上の勉強ではなく、実際の在宅機器を患者さまの立場になって装着する体験ができました。
    在宅人工呼吸写真は、胸壁を圧迫するなどして呼吸をしにくくしたところに、人工呼吸器を装着することでどれほどの改善があるかを体験しているところです。自分が患者さまの立場になるような催しはあまりないので、医療関係者は是非参加していただきたいものです。
  3. 6/9(火)に、「胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン改訂ポイント」の題名でwebでのテレビシンポジウムを業者さんに見せていただきました。睡眠時無呼吸症候群のかたにGERDがよく合併することなどを教えていただきました。
  4. 6/11(木)に、済生会千里病院で「第1回千里在宅医療・緩和を考える会」に出席いたしました。在宅医療専門にされている先生のお話が興味深かったです。結構広い部屋でしたが満杯で、かなりHOTな分野であることを再認識いたしました。
  5. 第56回日本臨床細胞学会総会6/14(日)に、松江で第56回日本臨床細胞学会総会に行ってまいりました。細胞診というのは主に細胞の形状から癌か否かを判定するものですが、最近は遺伝子異常などを論議する場所に発展していました。松江は初めて行ったのですが、落ち着いた風情のあるところだなと思いました。
    梅雨にはいり医学講演会なども少な目ですが、今後もできる限り参加して最新情報をアップデートして参りたいと思います。

また、開業1ヶ月半が経ち、市立豊中病院・刀根山病院・済生会千里病院・阪大病院さまとの連携はもちろんのこと、箕面市立病院・済生会吹田病院・北野病院さまなどとも連携させていただき、医療の輪が広がっていくことを嬉しく感じております。

これからは暑くなりますが、皆様方もこの時期だけはご無理せずにご自愛ください。

6/15 ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹