7月のクリニック通信をお送りします。
本日は7/19で関東地方は梅雨明けしたようです。関西も数日で梅雨明けでしょうか?
本格的に暑くなってまいりましたが、夏でも咳の続く方のご来院が、病院勤務時代より多い印象です。最近は土曜日にすこしお待たせすることもあるようです。平日午後は、比較的空いていますのでご利用ください。
- 7/2(木)に済生会千里病院主催の第1回千里診療連携セミナーに行ってまいりました。
2つの話がありました。1題目は副院長の鈴木都男先生が『抗潰瘍薬診療のトピック』、2題目は泌尿器科部長の細見昌弘先生が『頻尿のみかた-排尿日誌を中心に』という講演をされました。抗潰瘍剤はわたくしもよく使用しますので、最新のデータをご提示いただいて勉強になりました。また頻尿は特に夜間中心を主体としたお話でしたが、睡眠時無呼吸症候群でも起こるので、興味深かい内容でした。
以前勤務させていただいた病院の主催でしたので、病院の皆様からお声かけしていただいて、ありがたかったです。 - 開院時にいただいたモンステラの鉢ですが、槍のようなものがでてまいりました。3日後には次の写真のような状態になりました。この槍状のものは、少し開いており、回転様移動しているようです。これがあの独特な葉になるのでしょうか?
- 7/18(土)に『上気道と下気道のクロストーク』という講演に行ってまいりました。
耳鼻科の先生方の出席が多く、副鼻腔炎の話がメインでした。副鼻腔炎による後鼻漏は咳の原因になるので、大変勉強になりました。また講演後に大阪医科大学の耳鼻科の先生と耳鼻科領域での咳の関わりについて個人的にお話を伺うこともできました。本当に滅多にない良い機会となりました。 - 7/12(日)はかなり暑い日でしたが、大阪府医師会主催の『かかりつけ医研修会』に出席いたしました。脂質異常症・糖尿病・高血圧症・禁煙指導などいろいろなテーマで1日中でしたが、内容の濃いものでした。
- 7/18(土)は、関西医科大学で『第17回京阪こどもカンファレンス』を聞きに行ってまいりました。
私は専門ではないのですが、乳児血管腫(イチゴ状の腫瘤)にβ遮断薬(プロプラノロール)内服で加療するという報告がなされました。この薬はおもに高血圧や狭心症などに使用しますが、欧米ではすでに第1選択とのことでした。出席されたのは小児科医師が多かったようですが、始めてお聞きになった方も多かったようです。医療に関しては、思いがけない方法が効果ある治療となることがあり、絶えず情報をアップデートすべきとつくづく思いました。
脱水症や急性胃腸炎などの患者様も増えております。
日差しや体温調節には気をつけてお過ごしください。
お盆休みは8/13(木)から8/16(日)とさせていただいております。
ご迷惑をおかけしますが、なにとぞよろしくお願いいたします。
ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹