第7回(2015年10月①)
10月初旬は本当に気持ちのいい日が続いていると思います。
9月後半と10月初めに参加させていただいた会が多かったので、ご報告いたします。
- 9月18日(金)は、第4回北大阪肺高血圧研究会に行ってまいりました。肺高血圧の最新の知見を、日本医科大学の桑名正隆教授が詳しく述べられました。この会では、阪大病院呼吸器免疫アレルギー内科講座教授の熊ノ郷淳先生や市立豊中病院呼吸器内科阿部部長や刀根山病院呼吸器内科森雅秀部長などにお会いできました。当院へのバックアップなどのエールをお受けして、たいへんうれしかったです。
- 9月19日(土)は、呼気NO(一酸化窒素)を考える会に出席しました。北野病院の丸毛聡副部長がお話しされました。講演後個人的に、慢性咳の話をさせていただいて、たいへん貴重な時間を過ごせました。
- 9月26日(土)は、豊中感染症研修会に参加しました。豊中保健所が主催されましたが、感染症を予防すべく、日々の活動に関心いたしました。
- 9月26日(土)は、さらにスギ花粉症に対する予防策としての舌下免疫療法(内服薬)の話を聞きに行ってまいりました。今後ダニに対してのものが、だされるようです。当院でもダニのアレルゲンによる喘息増悪の患者様が多く、ほんとうに待ち遠しいものです。
- 10月3日(土)は、阪大医学部呼吸器免疫アレルギー内科と関連病院施設の集まりがありました。100人以上おられたように思いますが、本当に盛会でした。阪大医学部の呼吸器科長の木島先生を始めとして、刀根山病院・市立豊中病院・近畿中央胸部疾患センター・大阪府立成人病センター・公立学校共済組合近畿中央病院等等、いろんな先生とあいさつできたり、最近の状況など報告しあったりしました。阪大医学部呼吸器内科グループが日々成長していくのを実感しました。
- 10月7日(水)は、阪大病院で肺機能検査の講習会に参加しました。以前大学院時代に一緒に研究した同僚の木田先生に講師をしていただきました。最新の肺機能検査を体験・実習させていただきました。
インフルエンザワクチンの接種が始まりました。
ワクチン接種の針は手に入る一番細いものを使用しております。わたしも自分自身でワクチンを打ちましたが、痛みが少ないように感じました。年末ぎりぎりにうたれる方も毎年おられますが、インフルエンザ対策にはできうるかぎり早めにうたれることをお勧めします。
ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹