1月下旬の寒波は本当に寒かったですね。
今後すこし暖かくなるようですが、油断せずにお過ごしください。
かぜなどでお困りの方も、是非ご来院ください。
- 1月27日(水)は、済生会千里病院で定例の胸部画像カンファレンス(会議)がありました。今回は“蜂窩肺”と言う間質性肺炎の特徴的所見の見方を学びました。当初はあまり見間違えることはないと思っておりましたが、いろいろな画像を見るうちに本当に鑑別(COPDの肺嚢胞などと)が難しいと思うようになっていた矢先でした。今後の診療に生かしたいと思います。
- 同日、同じく千里病院でインターネット中継によるテレビシンポジウムを見させていただきました。“EGFR陽性の肺癌患者さんの治療について”でした。司会は九州がんセンターの瀬戸貴司先生で、以前府立成人病センターで一緒に診療させていただいた方でした。本当に九州男児でいつも豪快な先生でしたが、テレビでもそれを伺えるような司会でした。
- 1月29日(金)は強い雨の日でしたが、市立豊中病院に用事で行きました。その時に以前近畿中央病院で一緒に勤務させていただいた消化器外科の谷田司先生に偶然お会いしました。短い時間でしたが、お互いの近況を伝え合いました。皆さんが一生懸命頑張っておられる様子をお聞きして、私も負けていられないと気が引き締まりました。
- 1月30日(土)は大阪市内で、“呼吸リハビリと排痰補助”のテーマで勉強会がありました。特に森ノ宮医療大学副学長の金尾顕郎先生が呼吸理学療法を実習も含めて話されました。会場は満席でこの分野はかなり熱い視線を集めていると思いました。
インフルエンザが本格流行しだしました。1月25日(月)から1月29日(金)の5日間で、豊中市の学級閉鎖は幼稚園1教室・小学校22教室・中学校11教室となりました。急な増加となっております。当院も抗インフルエンザ薬と最近データがでている抗生剤などをご処方させていただいております。暖冬もあり、やや遅めとなりましたが、気をつけてお過ごしください。
ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹