11月中旬に入り、インフルエンザワクチンが品薄状態となっています。ワクチン希望の方は、来院前には予めにお電話で在庫のご確認をお願いいたします。お手数をかけますが、なにとぞよろしくお願いいたします。
- 10月25日(水)は、南千里駅の済生会千里病院にて胸部画像カンファレンス(会議)がありました。薬剤性肺障害によるfibrosing OPや腎臓癌の肺転移巣からの出血や粘液産生性の肺腺癌の画像を供覧していただきました。
- 10月28日(土)は、千里中央で“第5回咳嗽について考える会”に出席いたしました。この会は“咳”について、いろいろな面から考察される会です。今回は、市立池田病院呼吸器内科主任部長橋本重樹先生が、マイコプラズマ肺炎や百日咳と“咳”についての特徴を話されました。次に日本大学医学部呼吸器内科学准教授丸岡秀一郎先生が、精神的な影響が原因となる“咳”について講演されました。私も日ごろ、精神的な面からくる“咳”について疑問であったことを質問させていただきました。
- 11月1日(水)は、北野病院呼吸器内科副部長丸毛聡先生が、喘息の吸入薬の話をされました。次に大阪警察病院呼吸器内科臨床部長山本傑先生が、肺気腫による気管支拡張吸入剤の効果を話されました。肺気腫は軽症の時点から治療開始すべきとの報告をされました
- 11月8日(水)は、大阪市内で誤嚥性肺炎の研究会に出席いたしました。北海道大学の保健科学元教授宮本顕二先生が、欧米での終末期医療の話をされました。欧米での自然な看取りの実践について解説されましたが、本当に考えさせられる内容でした。
- 11月11日(土)は、あべのハルカスで第102回日本呼吸器内視鏡学会近畿支部会に出席してまいりました。始めてハルカスに入りましたが、ビルの高さにはびっくりしました。
晩秋から初冬にかけての季節の変わり目で、喘息が増悪されている方が増えております。喘息加療されている方は、日々の治療を怠らずにご継続ください。
ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹