ややあったかい春の日と感じるようになってまいりました。3月に入り、インフルエンザの方も少し減ってきたとように思えます。

  1. 2月25日(土)は、臨床細胞学会の地方会に出席してまいりました。胸膜中皮腫や肺がんの細胞診像を詳細に検討されて発表されていました。
  2. 2月25日(土)は、さらに豊中医師会の少路・東豊中の班会議がありました。近隣のクリニックや病院の先生方との連携を深めることを、確認しあいました。
  3. 3月4日(土)は、COPD(肺気腫)の講演会に参加してまいりました。2題あり、まず奈良県立医科大学の病院教授の吉川雅則教授が、肺気腫の方の栄養管理についてご説明されました。次に刀根山病院の副院長の前倉亮治先生が、肺気腫の方に運動負荷をかけた心肺機能を評価して、作業療法を含めた呼吸リハビリテーションについて講演されました。
  4. 3月8日(水)は、刀根山病院で定例の呼吸器画像カンファレンスに出席いたしました。慢性過敏性肺臓炎や悪性リンパ腫などの胸部CT画像が供覧されて、皆で話し合いました。
  5. 3月18日(土)は、膠原病肺疾患の研究会に出席いたしました。膠原病と言われる免疫アレルギーの病気の肺病変を話題にする会合です。以前一緒に勤務させていただいた近畿中央胸部疾患センターの新井徹先生や阪大医学部の平田陽彦先生方が、司会をされたりで会の中心となっておられました。

冬→春の季節の変わり目になったのと花粉症の季節になり、喘息の方は少しコントロールが悪くなっておられます。吸入薬を中心に継続して御加療ください。

ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹