今冬はかなり寒い印象です。気をつけてお過ごしください。
- 12月9日(土)は、箕面の山々に初冠雪を見ました。
- 同日12月9日(土)は、千里中央の関西メディカル病院で病診連携の会がありました。頭頸部外科部長の竹中幸則先生が、『頸部腫瘤の診断と治療』について講演されました。肺を精査する胸部CTで、甲状腺が写ります。その甲状腺の中に、小さな結節(粒)を指摘されることがあり、その際に竹中先生にご紹介させていただくことがあります。今回その結節の中で問題となる微小甲状腺癌について解説いただきましたが、たいへん参考になりました。私も講演最後の質疑応答で、日ごろの疑問点などを質問して、竹中先生に詳しくご回答いただきました。また講演後にも竹中先生と今後の連携について、ご相談させていただきました。当日は、いぶき耳鼻咽喉科林伊吹先生ややすこ耳鼻咽喉科森靖子先生ともお会いしました。
- 12月13日(水)は、蛍池の刀根山病院で定例の呼吸器画像のカンファレンスがありました。今回はなかなか診断がつきにくい画像が多かったです。しかしこの中で患者さまの病状進行が速い方は治療方法がないので、早く臓器移植に登録すべきとの結論となりました。呼吸器疾患は診断が難解な場合もあり、やはり個人ではなく、チームでの判断が必要となることもあります。今後も月2回の病院(刀根山病院 済生会千里病院)への勉強会には、必ず参加したいと思います。
- 12月16日(土)は、大阪市内で日本呼吸器学会近畿地方会に出席いたしました。2017年12月末に変更される肺癌ガイドラインについて、和歌山県立医科大学の呼吸器内科助教の赤松弘明先生が講演されました。特に2016年との変更点について解説いただきました。
- 同日は更に、大阪市内にて当院で使用している電子カルテの企業の勉強会に出席いたしました。今回はいわゆる”テレビ診療”と言われる遠隔診療についての話がありました。
2018年に入り、年始からお待たせすることが多いようです。大変申し訳ございません。診療待ちの順番がでるように、掲示板を調整中です。
なにとぞよろしくお願いいたします。
ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹