第67回(2019年7月)

　今年はかなり梅雨の時期が遅れました。不順な天候のためにでしょうか？今年はまれに見るくらい体調を崩されている方が多く見られます。土曜日はお待たせすることが多いようです。申し訳ありませんが、体調が許せるようでしたら月~金をご利用ください。

日本内科学会雑誌の6月号は、気管支喘息の特集でした。臨床的な検査・診断・治療などの新しい内容は目立ちませんでしたが、分子生物学的な基礎医学の進歩は整理して書かれていました。この新しい知見から、次は臨床面へ発展していければと思いました。
6月21日(金)は、当院に防犯カメラを設置いたしました。昨今の凶悪事件などに少しでも抑止力になればと思います。
6月22日(土)は、当院お隣の緑丘病院の先生方と開業医の懇親会に参加させていただきました。緑丘病院の先生方は6人出席されていましたが、全員が柔和で紳士的であり、私も見習わなければならないとつくづく思いました。また、緑丘病院の先生方のチームワークがよく、いい職場であろうと想像されました。個人的には、私の席のとなりが、加地内科加地到先生でした。今から20数年まえに大阪成人病センターで一緒に勤務したこともありますので、たまにお会いする程度ですが、長らくお付き合いさせていただいております。体を少しこわされていたようですが、完全復帰されていました。
7月11日(木)は、喘息の新しい吸入薬の話をメーカー担当の方からお聞きました。喘息の3種類の薬剤が、一度に吸入できるものでした。霧タイプの吸入のものでしたが、通常このタイプはアルコールが含まれています。したがって、アルコールに過敏性の方は、通常霧タイプ吸入は使用できません。しかし、この吸入の薬剤はアルコールが含まずに使用できるとのこと、吸入薬剤が進歩していくことを実感しました。