3月に入り、一気に暖かくなりました。3回目コロナワクチン接種の方が多く、ワクチンによる感染予防効果が早くでるように期待します。
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3月3日(木)は、webで喘息の基礎研究的な講演を視聴しました。阪大医学部生体防御学講座教授の茂呂和世先生が、『2型自然リンパ球による上下気道アレルギー発症機序』のタイトルで、講演されました。お若い女性の先生ですが、免疫システムを解き明かす新しいリーダーのお1人です。
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3月9日(水)は、webで耳鼻科からみたアレルギー疾患の講演を視聴しました。関西医科大学耳鼻科教授の朝子幹也先生が、『好酸球性から考えるAIRWAY治療戦略』のタイトルで、講演されました。特に呼吸器疾患に影響を強く与える好酸球性副鼻腔炎などの話は、興味深かったです。また、朝子先生が呼吸器内科医師と共に、同時に診療にされておられて、重厚な体制を取られていることに感嘆しました。
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3月10日(木)は、webで慢性咳の講演を視聴しました。名古屋市立大学医学部呼吸器内科教授の新見彰男先生が、『難治性慢性咳嗽の病態と最新治療』のタイトルで、講演されました。新しい咳の薬の治験状態など、最新の情報を知ることができました。
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3月13日(日)は、webで喘息治療の潮流を示す講演会を視聴しました。3題講演されましたが、中でも『気管支熱形成術から見えてくるもの』とのタイトルで、大阪赤十字病院呼吸器内科副部長の吉村千恵先生の話が、興味深かったです。当院にも術後の方が通院されていますが、かなりコントロールは良くなられたようです。今後の喘息治療の一選択として、期待されます。
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となりの千里ペインクリニックさまの桜が、毎年春に咲き誇ります。今年もコロナ禍にも関係なく、きれいな姿をみせてくれました。
春になりましたが、花粉症は例年より落ち着いていらっしゃる方が多いように感じます。しかし喘息の方には、やはり悪い時期になっています。喘息の方は特に気をつけて、お過ごしください。
ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹