年末までは、インフルエンザA+新型コロナ+マイコプラズマ感染症が3つどもえで流行しておりました。患者さまにかなり多く来院いただき、待ち時間が長くなり、お詫びいたします。2月に入り例年より寒くなっておりますが、これら感染症がかなり落ち着いています。
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2月8日(土)に開催された第26回モストグラフ臨床研究会をweb視聴しました。モストグラフは、喘息や肺気腫等の診断に役立つ検査機器です。興味があり、いつも毎年施行されるこの会を必ず視聴します。
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2月12日(水)は、webで2つの講演会を視聴しました。
まずは、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎と喘息の関わりに関する講演会です。
好酸球性副鼻腔炎を代表とする鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎は、喘息患者さまによく見られる合併症です。これを大阪市内の森田呼吸器アレルギークリニック院長森田恭平先生とたかだ鼻クリニック院長高田洋平先生がその連携に関して、講演されました。
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同日は次に、慢性咳嗽の講演会をwebで視聴しました。2題ありましたが、前半は大阪公立大学大学院病態学聴覚言語学情報学教授坂本浩一先生が『喉頭アレルギーとその周辺疾患について』のタイトルで講演されました。喉頭アレルギーは咳の出る原因にもなりますが、他に上咽頭炎の説明がありました。咽頭不快感で常々原因の1つに鑑別している疾患なので、もっと詳しい説明を聞きたいと思いました。次に『診療所における慢性咳嗽診断治療のアプローチ』のタイトルで、よく講演される亀井内科呼吸器科医院院長の亀井雅先生が講演されました。いつもながら流暢な語り口と、詳細な内容でした。
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2月22日(土)は、この日は東豊中と小路地区のクリニックと病院医師の懇親会がありました。24人の参加となり、盛会となりました。最近の他科の医療動向などの情報等を教えていただきました。
ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹