暖冬もあり今年は3月に入り暖かくなっておりますが、新型コロナウィルス肺炎が徐々に身近に迫っている印象です。
医師会よりインフルエンザの検査などの咽頭ぬぐい検査やネブライザ治療は禁止する通達が来ております(採血とレントゲン検査は可能です)。
また、37. 5℃以上の発熱が4日間続く場合の受診は、『新型コロナ受診相談センター』にお電話してからとしていただくように、お願いいたします。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
- 2月28日(金)は、院内で喘息のweb講演がありました。広島で呼吸器内科のクリニックを開業されている保澤総一郎先生が、喘息について講演されました。昨今は、講演会が軒並み中止されていますので、貴重な講演でした。
- 3月7日(土)は、豊中医療保健センター講堂で『新型コロナウィルス感染症に対する帰国者・接触者外来出務に関する説明会』に、出席いたしました。豊中市保健所の方々が豊中市医師会員に向けての説明会です。いわゆる疑いの方を豊中医療保健センターで外来診察する方法を詳細に説明いただきました。豊中市の現状報告のあとに、受付→検査→診察→結果説明などのフローチャートを聞きました。会の後半に防護服の着脱についても、説明を受けました。私も手術室・清潔陰圧室入室や結核加療などで、以前はよく身に着けたこともありましたが、久しぶりに復習になりました。私も最後の質疑応答で、疑問であったことを質問させていただきました。ただこの外来が午後2時からなので、当院の就業後からは少し間に合いません。立候補しておりますが、今のところ出務できるかは残念ながら不透明です。
- コロナ感染症に気を取られて、なかなか桜の開花も見過ごしてしまいがちです。箕面の山々と当院となりの桜を見て、少しホットしました。
通常春は、花粉(スギ、ヒノキ)や粉じん(PM2.5、黄砂)なども飛散して、咳のでやすい季節となります。コロナ感染症の初発症状として紛らわしいですが、くれぐれも気をつけてお過ごしください。
ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹