6月半ばからではありましたが、例年よりかなり暑い気候になっております。この夏は10年に一度の酷暑との予想が出ています。

  1. 7月3日は、webで 皮膚疾患についてプライマリケアの講演会を視聴しました。和歌山県立医大皮膚科教授の神人正寿先生が、タイトル通りの皮膚疾患を見た時の初動的な対応の仕方を説明されました。呼吸器内科以外の話でしたので、新鮮で勉強にもなりました。

    皮膚疾患についての講演会の様子

  2. 7月上旬は、年一回の日本呼吸器内視鏡学会総会があり、webで2週間弱の視聴期間がありました。私が病院勤務で行っていた頃より、気管支鏡の手技がかなり進歩しております。術前に前持ってCT画像によって行う仮想気管支鏡ナビゲーションシステム、気管支鏡先端に超音波装置のついたEBUS、気管支鏡先端の瞬間冷却装置によって組織採取ができるクライオバイオプシーなど枚挙にいとまがありません。さらに重症肺気腫の方の対する気管支バルブ治療、悪性腫瘍による気道狭窄にステント留置などで行う解除術等々・・、気管支鏡の進歩には驚かされるばかりです。

    気管支鏡学会1
    気管支鏡学会2
    気管支鏡学会3

  3. 7月17日(日)は、webで産業医講習を視聴しました。5時間半のロングランでしたが、中で「最近の感染症対策について」のタイトルで、日本医師会副会長の釜萢 敏先生が講演されました。COVID19等の新規情報を得ました。

  4. 7月17日(水)は、webで『新しいワクチンのススメ』のタイトルで、南奈良総合医療センター感染症内科部長宇野健司先生が講演されました。帯状疱疹ワクチンとRSウィルスワクチンをピックアップして説明されました。

    成人におけるRSウイルス感染症

  5. 7月19日(金)は、ZOOMで済生会千里病院呼吸器内科主任部長の山根宏之先生と面談いたしました。病診連携について当院も協力させていただくことに相談しました。以前に一緒に就業したことのある山口統彦先生が、部長で加わられて科としてもパワーアップされた印象でした。

    山根宏之先生との面談の様子

ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹