12月に入っては、寒くなってさすがに発熱の方が増えました。今後はマイコプラズマの上に、インフルエンザ(特にA)と年末年始には次の新型コロナ感染症が危惧されています。

  1. 11月30日(土)は、大阪市内で第104回呼吸器学会地方会がありました。画像は若手の方の表彰式です。

    第104回呼吸器学会地方会の様子

  2. 12月1日(日)は、大阪市で開催されているポール・マッカトニーの写真展に行きました。1960年代のものですので、時代だけでも風景が絵になります。当時のビートルズの人気ぶりをうかがえる写真が、多く見られました。

    ポール・マッカトニーの写真展の様子

  3. 12月7日(土)は、豊中市肺がん検診の検討会がweb上で開催されました。刀根山医療センターの森雅秀先生が、肺がん検診の今年度の動向や読影ポイントなどを説明されました。異常ありで精査へ至る方が、大阪市が2%台で豊中市は9%とかなり多くなっているとお聞きしました。どうしても見逃しがないようにとやや慎重になりすぎていると思われます。しかし、異常を認識すると、どうしても正常と判断してしまうのは困難です。今後はAIの画像診断など、医療の場にも積極的な導入が入ってくると思います。

    豊中市肺がん検診の検討会の様子

  4. 12月18日(水)は、webで『非結核性抗酸菌症の治療update』のタイトルで、済生会中津病院呼吸器内科副部長の東正徳先生が講演されたものを視聴しました。治療さながら、抗MAC抗体(非結核性抗酸菌症の90%を占めます)の内容が特に興味深く、知識を深めさせていただきました。

    『非結核性抗酸菌症の治療update』の講演の様子

  5. 12月21日(土)は、webで京都内科医会定例学術講演会で、新型コロナ感染症の後遺症と言われるlongCOVID19の講演を視聴しました。残念ながらまだまだ詳細は明らかになっていない印象でした。

    京都内科医会定例学術講演会の講演の様子

  6. 12月22日(日)は、大阪市内で災害に対する産業保険についての産業医講習会を受講しました。今回、石綿暴露の対する中皮腫について講演がありました。環境再生保全機構の森永謙二先生が講演されましたが、石綿自体についての知見を教えていただきました。

    産業保険についての産業医講習会の講演の様子

ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹