9月に入り、まだまだ暑い日が続いています。しかし季節外れのインフルエンザが少し流行し出しています。例年とは違う状況ですので、気をつけてお過ごし下さい。

  1. 8月6日(木)に、webで慢性咳嗽のフォーラムがあり視聴しました。聞きたかった近畿大学医学部放射線科特任教授上甲剛先生の画像が残念ながら、診療あとでしたので間に合いませんでした。しかし次の同大同学部呼吸器内科教授の松本久子先生が『難治性慢性咳嗽へのアプローチ』のタイトルで講演されました。中で咳抑制療法(SLT)について説明されました。咳嗽・喀痰の診療ガイドライン第2版2025にも掲載されています。興味深い治療なので、調べ始めています。

    慢性咳嗽のフォーラム

  2. 8月9日(日)は、京セラ美術館で開催された『YBA&BEYOND』のタイトルの90年台の英国アート展に行きました。主にサッチャー政権の時代の大きな変化があった頃の美術のムーブメントです。入館最初にあったダミアン・ハースト氏のタバコ吸殻をガラス張りの密閉空間にしたものと、影響を受けたフランシス・ベーコン氏の同じ主題にしたものを再び著した3枚の絵を展示されていました。この2作品が最高でしたが、全体も素晴らしかったです。

    英国アート展『YBA&BEYOND』
    英国アート展『YBA&BEYOND』

  3. 8月23日(日)は、大阪市美術館で開催された水滸伝の浮世絵を見にいきました。
    水滸伝は中国の明の時代に成立した武侠小説です。物語では、北宋時代末期、国政への不満を抱いた宋江をはじめとする豪傑108人が梁山泊という要塞に集い、革命を起こします。『水滸伝』自体は史実ではありません。日本へは江戸時代に輸入され、日本においても爆発的な人気を得ました。葛飾北斎や歌川国芳が大胆な構図と美麗な彩色によって豪傑たちを描いた浮世絵を中心とした展示でした。

    水滸伝の浮世絵
    水滸伝の浮世絵

  4. 8月30日(日)は、東京で喘息の全国カンファレンスに出席いたしました。昭和医科大学病院長相楽博典先生を始め、広島アレルギー呼吸器クリニック総括院長保澤総一郎先生、東邦大学病院呼吸器内科松瀬厚人先生など錚々たる重鎮の先生方が講演されました。

    喘息の全国カンファレンス

  5. 9月1日(火)は、喘息の新しい吸入薬の説明を受けました。重症化されている喘息患者様に力強い味方になると思われました。

    喘息の新しい吸入薬

  6. 9月10日(木)は、webで肥満症病診連携の会を視聴しました。大阪大学院医学部内分泌・代謝内科学助教の福田士郎先生が、『病診連携で進める肥満症』のタイトルで講演されました。肥満症患者様の特有の食行動・食嗜好をチーム医療で研究されて取り組んでおられました。

    『病診連携で進める肥満症』

  7. 9月12日(土)は、webで非結核性抗酸菌症の講演会を視聴しました。近畿中央呼吸器センター感染対策室長の倉原優先生、複十字病院臨床研究部部長の森本耕三先生、慶應大学医学部感染症学教授の南宮湖先生らが特に肺MAC症について講演されました。当院でも経過観察させていただいている患者様が多くおられますので、今後も最新の動向を見守りたいと思います。

    『非結核性抗酸菌症の講演会』

ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹