8月は2回目のクリニック通信になります。
例年より暑い夏になり、患者様も比較的少な目ですので、普段ご迷惑をおかけしている点などを改善しておきたいと思っております。
- 8/5(水)に此花区医師会主催の小児の咳嗽診療ガイドラインの話を聞きに行きました。住友病院小児科部長井上壽茂先生の講演でした。ガイドライン作成に関われた方でしたので、疫学的な観点からの説明で、たいへんためになりました。
- 8/5(水)に北大阪付近の医療施設の懇親会に出席いたしました。相原病院の相原兄弟先生の発案で、初めての懇親会となりました。私は箕面の新見先生からご招待を受けました。内科以外の在宅や整形や外科の先生方といろんな連携ができるように思いました。本当に実りのある会でした。
- 8/8(土)は、第6回千里関節リウマチ治療連携会に行ってまいりました。リウマチ治療での基本となるメトトレキセートMTXという薬の話でした。大阪市立大学の整形外科乾健太郎先生よりMTXを中心とする関節リウマチの治療の話がありました。現在は生物製剤といわれる高価薬が出ていますが、あまりMTXと効果的にはあまり変わりないとの話で、少し驚きました。
- 8/19(水)は、当院スタッフ全員が集合して、業務の見直しをいたしました。いろんな意見やアイデアがあり、皆が患者さまに本当に真摯に取り組もうとしている熱意が伝わりました。
- 8/22(土)は、豊中緑ヶ丘病院の竣工披露会に行ってまいりました。新病院は、当院の真正面にあたります。なかはたいへん広く清潔な印象でした。パンフレットをいただいたのですが、消化器外科・消化器内科・腎臓内科・整形外科・放射線科・総合診療部・形成外科がラインアップされています。新病院の特徴は、手術の充実・シャントセンター・内視鏡センター・スポーツ整形センター・リハビリテーション室・最新MRIなどを謳われています。また、CTも新しくなり、64列という高性能のもので、細部の解析もできます。
放射線科のご担当の方から、“ほぼいつでも撮影の依頼をうけていただける”とのたいへんありがたい話をしていただけました。本間院長先生を先頭に、かなりのアクティビティを感じました。9/1(火)開院されますが、当院も負けずに連携できればとおもいました。
9月にはいりますと、1日の気温差が大きくなると咳ぜんそく・気管支ぜんそくのかたのコントロールが悪くなられます。
いつもより一層、定期的な吸入や薬の内服を励行ください。
ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹