第18回（2016年3月②）

3月前半はだいぶインフルエンザの方が少なくなったと実感いたします。代わりに花粉症の方がかなり増えておられます。私自身も重度のスギ・ヒノキ花粉症なので、辛い症状の方にはしっかり治療していただきたいと思います。いろんな薬を私自身が試して、いいと思ったものをご処方させていただいています。

3月3日(木)は、豊中市医師会の説明会に行ってまいりました。豊中市医師会が主催されている休日急病診療所・災害救急医療・在宅医療・健診事業など広範囲にわたる内容をお聞きしました。医師会が豊中市でいろんな責務を負っておられることに感心いたしました。
3月5日(土)は、兵庫医科大学の教授宮川潤一郎先生の糖尿病の話をお聞きしました。週一回の内服で良い経口糖尿病の話を焦点に話されました。糖尿病患者様には本当に朗報であると思いました。
3月8日(火)は、開院以来一緒に診療を助けてもらっていた看護師さんが、引っ越しのために退職されました。私には病院勤務とは異なるクリニックの業務を開院の準備から教えてもいただきました。本当にありがとうございました。
3月15日(火)は、摂津医師会主催の学術講演会に行ってまいりました。高槻病院の泌尿器科部長の右梅貴信先生が、前立腺肥大と過活動性膀胱の話をしていただきました。特に過活動性膀胱の患者さまのインタビューが動画再生されたものをご使用されました。本当にご本人にとって辛いことがよくわかりました。
3月16日(水)は、池田医師会主催の学術講演会に行ってまいりました。大阪みなと中央病院の腎臓内科部長川田典孝先生が、高尿酸血症の話をしていただきました。高尿酸血症は痛風の原因として有名ですが、高尿酸血症自体が慢性心不全や急性・慢性腎不全の原因となりえることをデータでお示ししていただきました。