第27回(2016年9月②)

9月半ばから『再診予約』を開始いたしました。まだ初診の方やお電話での対応はできませんが、院内で次回再診予約が取れるようになりました。ご予約していただいても、まだ時間通りに運用できないこともあるかと思いますが、できる限りお待たせしないように努力していく所存です。

9月3日(土)に、豊中市医師会整形外科医会主催の講演会がありました。刀根山病院整形外科の高樋康一郎先生のリウマチの話をされました。特に診断に際しての血液マーカーのポイントが詳しく報告いただきました。会場は一杯になりましたが、箕面や吹田の先生方も多くご出席されていました。
9月10日(土)は、阪大医学部の呼吸器内科の会合がありました。当日は関連の医師100人ほどが集合されました。私は、大阪成人病センターの呼吸器内科主任部長今村文生先生と刀根山病院呼吸器内科部長森雅秀先生と新しい呼吸器疾患の薬の使用方法について3人でお話しさせていただきました。本当に有意義な時間を過ごさせていただきました。
9月11日(日)は、喘息の講演会がありました。ドイツのChristian Albrechts大学のRabe教授が、喘息と肺気腫が合併しているACOSという病気について話されました。私もよく診せていただくご病気ですので、海外での考え方を教えていただきました。
9月14日(水)は、月1度の刀根山病院での胸部画像カンファ(会議)に出席いたしました。今回も多数の画像が話し合われましたが、喘息の方のCT画像が、特に興味深かったです。
9月17日(土)は、肺炎球菌ワクチンの講演会がありました。慶応義塾大学病院感染防御センター長谷川直樹教授が、2つの肺炎球菌ワクチンについて講義されました。現在13価(最近使用できるようになっております)と23価(現在日本で良く打たれている公的補助のあるタイプ)の2種類の肺炎球菌ワクチンがあります。13価のものは公的補助がありませんが、米国では2種類とも打ちますが23価より先に打つようにされています。