8月は暑いの一言でした。また新型コロナウィルス感染症の再燃もあり、本当に心配な日々をお過ごしされた方が多かったのではないでしょうか?

  1. 7月9日(木)は、経口抗菌薬のweb講演を視聴しました。東北医科薬科大学の臨床感染症学教授の藤村茂先生が『呼吸器・耳鼻咽喉科感染症における経口抗菌薬の処方戦略』のタイトルを講演されました。抗菌薬の耐性の問題や新型コロナウィルス感染症を踏まえて抗菌薬の使用を説明いただきました。
  2. 7月14日(火)は、院内でwebにて肺気腫における治療の講演を視聴しました。講師は山口大学呼吸器内科教授の松永和人先生でした。以前喘息の講演会で一度お会いして、呼気NOについてお話しさせていただいことがありました。新たなCOPD(肺気腫)治療アルゴリズム(手順)(3ーstep parallel approach)との概念を説明されました。また最近肺気腫の方によく使用される3種類の薬を混合した吸入薬剤について説明されました。
  3. 7月16日(木)は、院内でwebにて喘息と肺気腫の方の治療についての講演を視聴しました。講師は東邦大学大橋病院呼吸器内科教授の松瀬厚人先生が、『喘息・COPD治療の最新治療に迫る! 症状見極めから治療まで』のタイトルで、講演されました。基本的な内容をていねいに話されて、知識の整理になりました。
  4. 7月21日(火)は、豊中緑ヶ丘病院院長の阪口正博先生がご来院いただきました。新型コロナウィルス感染症の状況を含めて、病診連携を相談させていただきました。今後も一層医療体制の強化を構築していきたいと思いました。

 私はお盆休みをいただきましたが、できる限りステイホームとしておりました。いつもできない所用をかなりこなせました。しかし来年はこのようなことがないことを期待します。

ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹