1月に入り、新型コロナワクチン接種の方が、だいぶ落ち着いてまいりました。
豊中市保健所に問い合わせたところ、23年3月をもって接種が終わるそうです。
マスコミ報道では延長のような事を聞いておりましたが、まだの方は今のうちに是非接種されることをお勧めします。
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1月7日(土)は、阪大医学部呼吸器科主催の講演会がありました。
今回もwebで視聴いたしました。興味のある講演が2題ありました。
まずは、阪大呼吸器内科助教の平田陽彦先生が、『動いている呼吸器疾患を診るー4D-CTのススメ』のタイトルで講演されました。
動画のようなCTですが、ある種の呼吸器疾患には大変診断能力の高い撮影の仕方でした。
また、神奈川県立循環器呼吸器病センター副院長の岩澤多恵先生が、『超空間能CTからみた呼吸器疾患』のタイトルの講演も実に面白かったです。
まだ実用前のようでしたが、(顕微鏡で見る)病理に迫るような詳しい画像での診断アプローチでした。
今後、是非に臨床応用されることができたらと期待します。
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1月21日(土)は、第112回日本呼吸器内視鏡学会近畿支部会が開催されました。
今回はwebで視聴しました。『免疫チェックポイント阻害剤を用いた非小細胞肺癌治療』のタイトルで、産業医科大学第2外科教授の田中文啓先生が講演されました。
通常の内科からのアプローチからの治療方法は語られますが、今回は外科手術と絡めた内容でしたので、興味深かった内容でした。
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1月28日(土)は、第1回豊中市肺がん検診症例検討会が開催されました。
まずは肺がん検診の現状報告がされました。
集団から個別検診に移行したことで、かなり受診率が上がっていることを知りました。
さらに刀根山医療センター呼吸器腫瘍内科総括診療部長の森雅秀先生が、胸部レ線の読影方法や実際の診断過程などを説明いただきました。
1月下旬で特に1月25日(水)の寒波は猛烈でした。
温暖化が叫ばれていますが、このような日もある事を身にしみて感じました。
このような寒い日は暖かくして、お体に気をつけてお過ごしください。
ふなこし呼吸器内科 院長 船越俊幹